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地上と空から観る美しいスペースポートタウン

北海道でこっそり考えるスペースポートタウン構想 スペースポートタウン構想

宇宙から眺めても注目されるようなまちづくり

旅行で訪れたり、飛行機から眺めるとき綺麗な街並みなどを見ると「どんな場所なんだろう」ワクワクするものです。GoogleMapで探してみると、イタリアのPalmanova

自然と調和した景観で空と地上から目を楽しませる

スペースポートタウンに移住や工場や研究所などを建設するうえ、色、形、規模などがバラバラだと景観としてどうなんだろうと思うことと、北海道は自然が豊かであり、いきなり自然の中に乱立した建物なのがでてくるのはよくないと感じます。さらに、景観の他、太陽光や風力などの再生可能エネルギーなどを導入条件など、将来のエネルギー事情を見据えた規定も必要であると思います。

スペースポートタウン構想においては、参入する際にはいくつかの条例の制定や条件を事前に決めておく必要があると考えています。

景観条例によって建築基準を制定

北海道は海外からの観光者の増加に伴い、リゾート地に様々な宿泊施設などが建設されてきました。しかしながら、土地購入者が各々のデザインの建物を建造するため、景観に統一がないという点があります。そのような中で景観条例として有名なのが古都・京都かと思います。建物の色など古都らしさを牛わないような条例が定めらているため、スペースポートタウンにおいても条例が必要であると思います。

再生エネルギー発電及び省エネ建材などの導入義務化

再生可能エネルギー設備の導入義務|スペースポートタウン構想
SweetHome3Dを使った風力&ソーラーパネル導入建築デザイン

北海道は、2018年ブラックアウトを経験しています。また、東日本大震災以降、エネルギーの在り方について議論されて続けています。スペースポートが完成するとその実験設備や宿泊施設などにおいて、エネルギーの使用量が増えることは確実です。そこで、少しでも新たに施設などを建造する際には、無駄なエネルギーを使わなような工夫(LED照明や断熱効果の高い建材使用)をはじめ、再生可能エネルギーによる施設への電力供給などを義務づけておく必要があります。

自然と一体化した建造

自然豊かな土地として知られています。その中で、スペースポートのために、自然環境を無視した開発は今の時代は受け入れられるのが難しいのではと考えられます。

どのようなイメージかというと、アクロス福岡のように時間が経つにつれて緑に包まれていくような建築のような施設などです。

Acrosfukuoka02.jpg
 アクロス福岡 Pontafon – Photo created by Pontafon, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

また、映画ロードオブザリングに出てくるホビット族が住んでいるような住居なども魅力的だと思います。

Hobbit holes on the hillside.jpg
WikipediaPseudopanaxさん投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる

「北海道といえば自然」これを最大生かして、自然と一体化する設計、または、より原自然へとなるようなスペースポートタウンがあれば世界の中で特徴的なスペースポートとして注目されると思います。動物たちがその辺に巣を作ったり、立ち寄ったりするような中でちょっと試験や実験/仕事に疲れて、ちょっと外を眺められるという不思議な空間が楽しそうです。

但し、ロケットの打ち上げに影響が出ない範囲で、野生動物が入り込んでも問題にならないような対策もしっかり錬ることも大事です。

スペースポートタウン建築基準制定

CubeSat(超小型衛星)の世界では、衛星サイズ10×10×10 cmサイズを1U、20×10×10 cmサイズを2U、30×10×10 cmサイズを3Uというかたちでサイズの規格化が提唱されています。衛星サイズを規格化することで放出機構などを共通化できるというメリットがあります。

この考えを応用し、スペースポートタウンに関する施設/設備を建造する際に、建築サイズの規格を決めることで、建築デザインの統一を図れることと、同時期に多くの企業が建設を行うことができれば資材コストを削減することも可能です。

スペースポートタウン建築基準
Lego Studioにてデザイン

スペースポートタウン内でローバーやドローン、ミッション機器などを使ったフィールド試験に大いに役に立ちます。決まった規格のものがスペースポートタウンにある事で、距離測定、スキャン測定基準や校正などにおいて比較対象があるからです。

さらに、街灯や道路なども再整備を行う上で、設置間隔などを指定することでスペースポートタウンを実証試験タウンとして活用することができます。

これから宇宙といえども、まだまだ時間がかかります。「宇宙だけを目指すのではなく」ほかのことに利活用できるようなまちづくりが必要です。

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